「肩や背中が重い」「夜ぐっすり眠れない」「夕方になると足がパンパン」そんなお悩みはありませんか?
本記事では、ハワイ伝統のオイルトリートメントであるロミロミをはじめての方向けに徹底解説します。
具体的には、ロミロミの誕生の背景について、ダイエットサポートや安眠など7つの効果、ホットストーンマッサージやリンパマッサージとの違い、施術を受ける際の注意点をご紹介いたします。
ロミロミとは?
ロミロミとは、ハワイに古くから伝わるオイルトリートメントのことです。
ロミロミでは、手のひらや前腕を面で使い、波のように途切れないリズムで全身を包み込みます。
また、強い圧を一点にかける指圧系とは異なり、筋肉をやわらかくゆるめながらリンパや血液のめぐりを後押ししやすい点が特長です。
ロミロミの特徴を知ると「どうしてハワイにはこんな独特のトリートメントが生まれたのだろう」と気になる方も多いかもしれません。実は、ロミロミは単なる手技ではなく、ハワイの人々が自然と調和して暮らす中で育まれてきた“祈りと癒し”の文化そのものです。
そこで、ロミロミが生まれた背景とロミロミの7つの効果について解説します。
ロミロミが生まれた背景
ロミロミが生まれた背景は、ハワイの人々が「自然と調和して生命エネルギー(マナ)を整える」という思想を暮らしの中心に据えていたことにあります。
古来、マナの流れが乱れると心身の不調が表れると信じられており、カフナと呼ばれる専門家は祈り(プレ)を捧げて大地や海と心を結び、手を介してマナを巡らせてきました。
この祈りを伴う手技が王族や戦士をいたわる神聖なケアとして発展し、口承によって1000年以上守り継がれるなかで多彩な流派が誕生します。
現在はハワイ州のライセンス制度のもと、世界のスパやサロンで提供されるようになり、ロミロミは単に筋肉をゆるめるだけでなく、自然と一体になったような穏やかな時間をもたらすハワイアンヒーリングとして親しまれています。
ロミロミの7つの効果
ロミロミには「ただ気持ちいい」だけでは終わらないたくさんのメリットがあります。
具体的には、ダイエットのサポートから安眠の手助け、むくみケアといった特にご相談が多い以下の7つのポイントを厳選しました。
- ダイエット効果
- 安眠効果
- 筋肉の凝りをほぐす
- デトックス効果
- ストレス解消
- 血行促進と免疫力アップ
- むくみの解消とリンパの流れ改善
「肩こりが取れない」「夜ぐっすり眠れない」「足がパンパンに重い」といったお悩みがある方は、ご自身に合う効果がないかぜひチェックしてみてください。
また、ロミロミの効果についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「ロミロミの効果とは?コリ解消やデトックス効果について徹底解説」
ダイエット効果
ロミロミは深部の筋肉を温めてゆるめるため基礎代謝が高まりやすく、施術後は体が軽く動きやすく感じられます。
また、巡りが整った状態で有酸素運動や十分な水分補給を行うと、老廃物や余分な水分が排出されやすくなり、より痩せやすいコンディションづくりをサポートします。
ロミロミのダイエット効果についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「ロミロミで痩せる?ダイエット効果と成功のポイントについて解説」
安眠効果
ロミロミは、ゆったりとしたストロークとアロマの香りが副交感神経を優位に導き、施術中からまどろみやすくなります。
さらに、ロミロミは筋肉の緊張をゆるませると同時に深部体温を徐々に下げる効果があり、夜は自然と入眠しやすくなると感じる方が多いです。
そのため、ロミロミは寝つきの悪さや夜中に目が覚めやすい方におすすめです。
ロミロミの安眠効果についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
「ロミロミに安眠効果はある?リラックスできる理由と快眠のコツを解説」
筋肉の凝りをほぐす
ロミロミのセラピストは手のひらや前腕を面で使い、肩や背中、腰などの張りを波のリズムで包み込むようにほぐします。一点に強い圧をかけないため刺激が穏やかで深層筋にもアプローチしやすいです。
施術後は可動域が広がり「動くたびに楽になった」と実感しやすく筋肉の凝りをしっかりほぐしてくれるのが特徴です。
デトックス効果
ロミロミによって血液とリンパの流れがスムーズになると、不要な老廃物や余分な水分が体外へ排出されやすくなります。
また、発汗を促すホットタオルや温シャワーを併用すると、体を芯から温めながら巡りを後押しでき、施術後に常温の水をこまめに飲むとリフレッシュ感が高まります。
ストレス解消
施術前のプレ(祈り)で心を落ち着かせ、リズミカルなタッチで全身を包み込むロミロミは、タッチセラピーとしての安心感が高いです。
そして、心拍数や呼吸が整い、施術後に「頭がすっきりした」「気分が晴れた」と感じる方が多いです。そのため、ロミロミは仕事や育児で緊張が抜けにくい方に適しています。
血行促進と免疫力アップ
面で圧をかける連続ストロークが筋肉をやさしく揺らし、体温をじんわり引き上げます。
体温が上がると巡りが整いやすく、体本来のバランス維持機能が働きやすくなります。
そのため、寒い季節の冷えやだるさが気になる方は、定期的に受けることで体調管理をサポートしやすいです。
むくみの解消とリンパの流れ改善
ロミロミでは足先から心臓へ向けて緩やかに流すストロークを行い、ふくらはぎを「第二の心臓」として丁寧にケアします。
立ち仕事や長時間のデスクワークで滞りやすい下半身のリンパを助け、施術後は靴のフィット感や足取りの軽さを感じやすくなります。そのため、ロミロミは定期的なケアで夕方のむくみを緩和しやすいです。
ロミロミと他のマッサージとの違い
ロミロミは波のようなリズムで深部の筋肉までゆるめる点が特徴ですが、同じオイル系ボディケアでも手技や目的が異なるトリートメントがいくつかあります。
ここでは、「ホットストーンマッサージ」と「リンパマッサージ」の違いについて解説します。
ホットストーンマッサージとの違い
ロミロミはセラピストの手のひらや前腕、肘を大きく使い、波のようなリズムで筋肉をゆるめます。
一方ホットストーンマッサージは、50〜60℃に温めた玄武岩などを肌の上で滑らせたり、背骨や足裏に置いたりして体の深部をじんわり温める施術です。ロミロミでは“面圧”で包み込まれる心地よさを味わいやすく、ホットストーンでは石の重みと熱がじわっと浸透する温感が際立ちます。
また、ロミロミは「コリをしっかりゆるめたい」「ハワイらしいリズムでリフレッシュしたい」方に向いているのに対し、ホットストーンは「冷えを感じやすい」「深い温かさでリラックスしたい」方に適しています。どちらもオイルを用いるため肌の保湿も期待できますが、体を芯から温めたいときはホットストーン、広い面でダイナミックにほぐしたいときはロミロミ、というように目的で選ぶと満足度が高まりやすいです。
リンパマッサージとの違い
ロミロミがリズミカルなストロークで筋肉をゆるめるのに対し、リンパマッサージはリンパ節へ向けて“流す・なでる”タッチが中心です。
ロミロミでは体重を乗せた中〜強めの面圧を用いるため、肩や腰の張りが深い方でも無理なくアプローチしやすい点が特徴です。一方リンパケアはソフトな圧で肌表面を滑らせ、むくみや冷えの原因になりやすい余分な水分をスムーズに運ぶことを主眼としています。
そのため、筋肉の張りや重だるさをしっかりゆるめたい場合はロミロミ、脚のむくみやデトックスを意識したい場合はリンパマッサージが頼もしい選択肢になります。
強い刺激が苦手な方やリラックス重視の方はリンパケアを、深い圧とリズムで心身を整えたい方はロミロミを選ぶと、ご自身の目的に合ったケアを受けやすいです。
ロミロミが向いている人の特徴
ロミロミは、日常のストレスや疲れが溜まっている方におすすめで、施術中のリズミカルな動きによって、心地よいリラックス状態へと導いてくれます。
また、肩こりや腰痛が気になる方にも向いており、肘や腕を使ったダイナミックな手技によって、深部の筋肉をほぐしながら血行を促進します。
ロミロミはスピリチュアルな要素を大切にしているため、祈りとともに施術が行われることもあります。ハワイの文化やエネルギーワークに興味がある方にとっては、単なるリラクゼーション以上の体験となるでしょう。
実際にロミロミを体験した人の声
「体も心もスッキリ整う実感がありました」(40代女性)
初めて伺いました。駅前0分というアクセスの良さにまず素敵!
とてもオシャレな空間とアロマの香りで心から癒されます。
ロミロミ&ホットストーン120分のコースをお願いしました。
自分の体が、こんなに凝り固まっていたんだ…施術後はビックリするくらい軽くなり、本当にスッキリした感覚を覚えました。
さらに自律神経が整えられたことで心もスッキリです。次回はフェイシャルもお願いしたいです。
「丁寧なカウンセリングで安心して受けられました」(30代女性)
ドライヘッド&アーム、デコルテ70分のコースをお願いしました。
はじめに身体やホルモンのバランス等を見ていただきましたが、直近日頃感じていた体の状態にぴったり合っていて、それを元にどういう方向で調整していくかという説明やお話があってから施術に入っていただけたので、安心してお任せできました。
「アロマとホットストーンの相乗効果で疲れが取れました」(匿名)
ホットストーンもすごく気持ちよくてじわじわ身体が緩むのを感じました。
精油のブレンドチョイスもバッチリで私好み(今日の自分にピッタリ)と思うものを選んで頂けて、翌日、どっぷりと深い眠りに落ちてここ最近の疲労から解放されました〜。
今更ながら、私のゴリゴリの身体をほぐすのは大変だったろうなぁと…追加料金を払いたい位の思い…笑
私は家が離れているので少し距離があるものの、今後も通いたいサロンさんにしたいと思います。
またよろしくお願いします。
※個人の感想であり、効果・感じ方には個人差があります
ロミロミを受ける際の注意点
ロミロミを受ける際の注意点について、「妊娠中や持病がある場合の注意点」と「施術後の過ごし方に関する注意点」の2つを具体的に解説します。
妊娠中や持病がある場合の注意点
ロミロミは、妊娠中の方や持病をお持ちの方が施術を受ける際には、注意が必要です。妊娠中は、ホルモンバランスや体調の変化が大きく、通常とは異なる身体の状態となります。おなかが大きくなってくると、うつぶせの体勢もつらくなってきます。
そのため、妊娠期のロミロミは、心身の状態や体調に十分配慮して、横向きの姿勢で行うマタニティロミロミをお勧めします。
妊娠初期や安定期に入る前の施術は避け、
施術を希望される場合は、安定期に入っていること。そして、必ず主治医に相談し、リラクゼーションを目的としたロミロミの施術を受けてよいか、許可を得た上で、施術の依頼をすることが重要です。
また、持病をお持ちの方も注意が必要です。
例えば、急性の炎症や発熱がある場合、施術が症状を悪化させる可能性があることや、心臓疾患や重度の糖尿病をお持ちの方は、血行促進が症状に影響を与えることが考えられます。
また、骨や筋肉の疾患がある場合、施術によって患部に負担がかかる恐れがあります。
さらに、静脈瘤や血栓症の方は、トリートメントが血流に影響を与え、症状を悪化させるリスクがあります。感染症や皮膚疾患をお持ちの方は、施術によって感染が広がる可能性があるため、完治するまで避けるべきです。
これらの持病をお持ちの方は、施術前に必ず主治医に相談し、許可を得てから施術を受けるようにしてください。
また、セラピストにも自身の健康状態を正確に伝え、適切な対応をしてもらうことが大切です。
ロミロミはリラクゼーションや健康維持に効果的な施術ですが、妊娠中や持病をお持ちの方は、自己判断で施術を受けることは避け、専門家の意見を参考に安全に楽しんでください。
施術後の過ごし方に関する注意点
ロミロミの効果を最大限に引き出すためには、施術後の過ごし方が重要です。
適切なアフターケアを行うことで、リラクゼーション効果を持続させ、心身のバランスを整えることができます。
例えば、施術後は十分な水分補給を心がけ、老廃物の排出を促進しましょう。また、消化に良い食事を摂取し、身体を冷やさないよう注意することも大切です。
さらに、激しい運動や飲酒を控え、リラックスした時間を過ごすことで、トリートメントの効果を高めることができます。
これらのポイントを意識することで、ロミロミの恩恵を最大限に享受し、心身ともに健やかな状態を維持できるでしょう。
ロミロミを受けるならアロマアミュレット
ロミロミはハワイ伝統の癒しの技術として、全身の筋肉を深部からほぐし、ストレスや疲労感の緩和にとても役立ちます。
そんなロミロミに興味がある方や、いつものマッサージでは物足りないと感じる方にぜひおすすめなのが、ロミロミサロンアロマアミュレットです。
ハワイの伝統的なヒーリングのひとつである「手から伝わる愛情」という意味を持つロミロミは、単なるマッサージではなく、ハワイアンの伝統的な考え方・スピリットを大切にした癒しの技法です。
アロマアミュレットでは、カウンセリングのアロマリーディングに嗅覚反応分析を取り入れ、お客様の体質に合わせた香り(オーガニック精油)を使用して、優しいアロマに包まれながら、波のようなリズムのロミロミでトリートメントをおこないます。
身体の中の不要なものを外へ出し、元々あるべき自分の状態に取り戻してくれるような感覚のロミロミ。
アロマセラピー、ストーンセラピー、ロミロミ、自然の力を最大限に生かしたヒーリングを、女性専用の個室のプライベート空間で、贅沢なひとときをお過ごしください。
アロマアミュレットはセラピストとお客様の信頼関係を大切にしています。
お客様一人ひとりの状態やお悩みに合わせたきめ細やかな施術を行うため、初めての方でも安心して受けられます。
少しでも興味をお持ちになった方は、まずは公式サイトをご覧になってみてください。
心地よいアロマに包まれながら、極上のロミロミ体験をぜひアロマアミュレットでお楽しみください。
まとめ
ロミロミは、ハワイの祈りと自然観に根ざしたオイルトリートメントです。
波のような面圧で筋肉をゆるめ、巡りを整えやすい点が特長です。
ロミロミは、ダイエットサポート・安眠・むくみケアなど主に7つのメリットを持ち、ホットストーンマッサージやリンパマッサージとも目的に合わせて選べます。
ロミロミを受ける際はしっかりと注意点を押さえつつ定期的に受けると、心と体の軽さを実感しやすくなるでしょう。
この記事へのコメントはありません。